グアム日記5日目

今日はオプショナルツアーで予約したシーウォ−カーの日だ。
宇宙飛行士がかぶるヘルメットみたいなのを装着して海の中を満喫!っていう運動音痴な僕でも楽しめるマリンスポーツなわけです。
ただ一つ問題があって耳抜きをしないといけないわけです。海の底へ潜るだもんで。
まぁ説明を受ければほとんどの人が簡単にできるんですけどね。


そして海の底へ潜ったら、ヘルメットを傾けたらいけなんですよ。水平にしている限りは常に空気が送られているのでヘルメット内に海水が入ってくる事はないのです。
まぁ、よしお君は傾けちゃったんですけどね・・・。
すっごい勢いでブクブクブクってヘルメット内に海水が侵入して、軽くパニック状態。
すぐにインストラクターというか、係りの人達が救助してくれて大事にはいたらなかったんだけど、隣にいた僕は笑いました。ほんと笑い事ですんで良かったサ。
そして、終了後よしおくんから衝撃の事実を聞かされる。
「俺、耳抜きがうまくできてなくて、鼓膜やぶれてるかも。片耳から音が聞こえない。」
10Mくらい潜っているので、耳抜きが出来てなかったら危険デス。
日本に帰って来てからも耳が痛いって言ってます。
ただ「医者行ってこいよ」って心配する僕によしお君は「面倒だからいいよ」って言います。
だったら「最初から耳が痛い」とか言うなって気持ちでいっぱいです。
10ドル払って記念写真を買ったのですが、出来上がりを見てあまりの変顔に即死寸前に笑い凹みました。


そんなこんなでストリップショーへ再チャレンジの巻です。
たまたま繁華街を歩いていたら、客引きの怪しい現地人に捕まってしまったので、怪しいお店を色々ハシゴさせられます。日本語は通じるのですが、何を聞いても「OK牧場!」って最初に答えるので困りました。
まず飯屋に連れて行かれました。
店内に入ると、ディナータイムだっていうのに客が0人。貸しきり状態。絶対ヤバい。僕は直感しました。
いまさら帰れないので、1番のオススメ、ロブスターとステーキのセットを注文しました。
うん、不味い。ステーキは我慢できても、ロブスターとか臭すぎて1口食べてよしお君にあげました。
よしお君は「まじで?いいの?ラッキー&サンキュー」って食べてたので僕はちょっと心を痛めました。
「お腹いっぱいだからあげる」って彼にロブスターをあげたからです。
もちろんその夜、僕らが腹痛で悩まされた事はいうまでもありません。僕は軽症、よしお君は重症。


その後アダルトショップへ連れていかれ、18禁トランプをやたらと宣伝するおっさん登場。
「コレ1番ハードね、コレ私オススメ!」ってうるさいのです。
トランプもけっこう種類があるので「これは?」って聞くと、「それはツマラナイね」ってそっけない。
おっさんオススメ以外のトランプはどれを聞いてもそっけない。「それハードじゃない」って。
どのトランプも値段は変わらないので、そこまでハードにこだわらなくても良いじゃないかと思ったけど言えませんでした。


そんなわけでストリップ場へ到着。店に入るなりめちゃくちゃ腕っぷしの強そうな強面が現われます。
お客も外国人しかいないし、雰囲気が怖すぎ。すでに帰りたいモード。
ストリップショーっていうのを見るだけかと思ったら、女の子が付くんですね。キャバクラみたいな感じ。
そして、女の子は酒を飲むって言っては僕らに金を出させます。しかも値段が高い。1杯20ドル。
あっと言う間に財布はからっぽ。からっぽをアピールすると女の子はどっかに帰っていきました。


それよりもびっくりしたのはよしお君の行動です。
女の子がつくと同時に女の子の体をベタベタ触って揉んでました。
後で聞くと「そういうお店じゃないの?」って真顔で言ってました。
よしお君についた子は日本語が話せるらしく適当に会話もあったようだけど、
僕についた子は日本語がしゃべれないので、僕はほとんど会話もなくストリップショーを見てました。
ショーは思っていたより美しくて、アクロバティックなので感動しました。
超高速でブリッジして、頭をガンって床にぶつけてそのまま起き上がるとか、まるで1人プロレスを見ているようで本当に面白かった。もっとじっくり見てみたかった。


ちなみによしお君は女の子を触りまくってたら「VIPルーム行く?」って誘われて、「0円オッケー?」って答えたらしい。
すると「今まで0円で行った人なんかイナイよ!」って怒られたらしい。当たり前。
実際にお店には30分もいないのです。ほんとすっごい勢いでお金を吸い取られた。
変なおばさんが出て来て、よしお君の財布に入ってた日本のお札とか意味もなく抜かれてたからね。
まじ怖い。二人全部で200ドルくらい取られました。グアムの夜は怖い。
やっぱホテルでドラゴンボールとか見てるほうがいいや。
そんな僕らは傷心で就寝しました。