振り返るトーキョーその1

sugao_bin2005-03-27

カレーを食べると言い残し群馬を発つ僕。
家でぐだぐだしていたせいで、約束の時間に間に合わすため新幹線で東京に行く。
新幹線が混んでいて座れず。しょんぼり。


念願のキムカツを食べる。う、うまい。
しかし、店員が新人なのかミスばかりするし気がきかないのでがっかり。
キムカツ名物とかいう、炒番茶を飲む。
近所の田んぼでは、秋に米を収穫し、稲を燃やすんだけど、その煙りの匂いがしました。
あの煙りが洗濯物に付くと匂いが取れなくて本当に不愉快なんですよ。それを思い出しました。
「この香ばしさが田舎を思い起こさせて、良いんじゃないか?」っていう意見を一緒に行ったモッチ−からいただきましたが、群馬から東京に着いて2時間くらいしか経っていない僕に田舎味はなぁ・・・


銀座で念願のi-podminiを買い、冨永一郎画伯のTシャツをビームスで見つけ即買い。
ビームスで会計時、僕の前にいたお姉さんには「ポイントカードお作りしますか?」って言った店員が僕の時には「ポイントカードは作らなくていいですか?」って言ったとです。
そのあと、雨が降り出したとですがそれは僕の涙と思っていただきたい。そう、激しい雨が降ったとです。
そのままモッチ−の家に泊まり、「やさしい時間」の最終回を観る。
泣きそうになったけど、人が近くにいると泣けない人なので我慢した。
ドラマも終わりまったりしてると、写真学校時代に教わっていた先生が亡くなっていた事を知る。


その先生は、ハゲてて、いい車乗ってて、おもしろい人で、その先生の撮る写真を僕はとても好きで、その先生の写真展のポストカードは今も大切にしまってあります。
あんなに元気そうだった人が。(と、言っても4年以上も前の話しだけれど)とても信じられない。
時間は確実に流れている。時の流れる速度は変わらないんだ。
学生時代は、その先生と飲む機会も多くて学校近くの焼肉屋とか、駅前の飲み屋とかで色々話しを聞かせてもらった。馬鹿な話も多かったけど、タメになる話もあって、話しを聞いてて飽きなかった。
やっぱりそんな先生だから、常にいろんな人達が先生を囲んでいたなぁと思い出す。
僕はこれからも、馬鹿なまま生きていきます。さようなら。


しょんぼりモードも翌日にはすっぱり忘れ、昼飯に田町のホーカーズへ行く。
うまかった。今度はカレー炒飯食べたい。
そのあと、下北でビックパフェとか競い合って食べてお腹を壊す。ほんとアホだわ。
そして、夕方にカレーミュージアムへ行く。そこで、アツコさんが合流して火星人トリオ再集結。
店員さんがオススメの店は却下。そんな一行を待ち受けるカレーとは・・・。


なんていうか、出店してるカレー屋も東京内に支店がある店も多く、わざわざココで食べなくってもいいかなぁというのが正直な感想です。
それより、思い出一番はデリーのカレーですよ。もうね、めちゃくちゃ辛いの!!
辛くて頭が痛くなって、最悪です。
「こんな辛いとハゲるよ」って何気なく呟いたら、店員さんに聞かれて笑われました。しょんぼり。
モッチ−と僕が、もう辛くて食べられないってヘタレている中、アツコさんがムシャムシャ食ってて、「よく食べられるね?」って聞いたら「うん、目の前にあるとね・・・」って返しに惚れた。スバラシーバ!
そして、満腹で意識朦朧としている僕に、ゲームセンターのお兄さんが爽やかな声で僕を誘うのです。
クレーンゲームをやれと言うのです。その人は、「江戸むらさきごはんですよ!」のCMに出てくる人に似ていたので、まずウソはないだろう。僕の直感です。
そのお兄さんは、ぬいぐるみを取りやすいように動かしたり、アドバイスとかしてくれるから、まんまと400円も使ってしまいました。でも、取れないとです。もう他人は信じません。特に江戸むらさき似の人は。


夜はサッカーを観るために高校時代の友達と合流。まさし君やコグレ君も群馬から集結。
そして、恐ろしい出来事が起こる。
続く