まさし君放屁事件

事件は中華料理屋で起こりました。
ご飯を食べ終えたダメハウスメンバーは、団らんしておりました。
今考えて見ると、この事件は計画的放屁であったのではないでしょうか。
まず店に入る時に、テーブル席か座敷を選ぶのですが、まさし君は「座敷で!」って自ら動いて決めたのです。明らかに座敷のほうが屁をしやすいですからね。僕が早くその点に気づいていれば未然に防げたのだろう。悔やんでも悔やみきれない。
食後にぼっーとしてると、腰を少し浮かして放屁ポーズを取っている、まさしを発見。
最初は冗談かと思ってみていたが、目が本気だった。
これはまずい。
コグレ君と僕は急いで止めようとしたが間に合わず、卑しい音が店内に鳴り響く。

被爆し笑いころげる僕らに、まさし君は「違うんだ。話を聞いてくれ。」って叫ぶ。

僕の考察では、まさし君は店にいる事を忘れて屁をしてしまったと思うのですが、まさし君の言い訳は全く僕の想像を越えたものでした。

「変換できなかったんだ」
彼は、音の出る屁をすかしっ屁に変えることができると言う。それが今回はできなかったらしい。しかも、屁をした後トイレに駆け込んだ。変換を失敗すると恐ろしい事が起こるのだろう。

ただ、すかしっ屁に変換だなんだと言う前に、飲食店で、しかも他の客も近くにいるのに、屁をする事を屁にも思わないなんて、人間として本当に恥ずかしい話です。

みんなに散々に言われまさし君も凹み気味です。そして彼が口走った言葉が印象的です。
「あんなに大きい屁したのに、向かいに座ってたカップルが無反応でさみしかった」と。
彼は寂しいようです。趣味がパチスロ、特技が音が出る屁をすかしっ屁に変換。っていうまさし君ですが、誰か友達になってあげて下さい。おやすみ